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東インド会社という存在を思う「IMARI/伊万里」展

ようやく自分の時間が持てるようになり、サントリー美術館の「IMARI/伊万里 ヨーロッパの宮殿を飾った日本磁器」を見ることができました。日本と中国との交流でお互いに技を磨き合っていた焼き物の世界の力を感じます。

IMARI/伊万里 ヨーロッパの宮殿を飾った日本磁器|サントリー美術館
東インド会社という存在を思う「IMARI/伊万里」展

景徳鎮窯と伊万里を東インド会社がオランダに運び、オランダはデルフト焼を生み出した。それだけではなく、東インド会社は図案を中国や日本に持ち込み、その図案で磁器を作らせていたんですね。そのやりとりが目に浮かぶような展覧会でした。伊万里からデルフト焼きへの影響ばかり語られますが、けっこう双方向だったのに驚きました。とはいえ、デルフトは欠けやすい陶器。まだ磁器を作るには当時至ってなかったんですね。それだけに東洋の磁器は値段以上に価値があったのでしょう。やがてマイセンやロイヤルコペンハーゲンが東洋の磁器の研究から生まれていくところまで夢想してしまいます。

佐藤智弘アイコン chiro
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