FC2ブログ

アパルトマンの住人たち

検索BOX・タグ一覧

リンク

リンク

最新記事

最新コメント

カレンダー(月別)

04 ≪│2012/05│≫ 06
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -

月別アーカイブ

カテゴリ

最新トラックバック

RSSリンクの表示

検索フォーム

どこに進むのか思いもつかない小説「極北」

去年の3月11日の震災を経て、この本は間違いなく重さを増したのでしょう。もちろんそれがなくても重たい存在です。マーセル・セロー著「極北」。翻訳したのは村上春樹。村上さんがこの小説の翻訳をしていたのは震災の前。きっと偶然とは言い切れない複雑な思いがあったことでしょう。

極北 | 単行本 | 中央公論新社

舞台は近未来のシベリア。放射能による汚染が蔓延する世界で生き延びる人々の姿を主人公の意外性に富みつつも、説得力のある行動を通して見つめていきます。
どこに進むのか思いもつかない小説「極北」

とても重たい小説です。そして驚いたことにこの翻訳には村上春樹のにおいが少しもしません。これまでどんな翻訳でも村上訳としての味わいがあったのですが、ここにそれはありません。きっと抑えたのでしょう。そこまでさせる物語なのは確かです。

佐藤智弘アイコン chiro
スポンサーサイト



 ホーム