本間ひろむ著「ユダヤ人とクラシック音楽」(光文社新書)を読みました。タイトル見て納得、です。クラシック音楽はヨーロッパで育まれた訳ですが、ユダヤ人が大きく関わっているのは確か。自分の好きな演奏家を思い起こしてみてもユダヤ人だらけです。
本間ひろむ「ユダヤ人とクラシック音楽」|光文社新書|光文社
驚くのはナチの迫害を避けて日本にやってきた指揮者や演奏者たちが多かったこと。日本はドイツとつながっているのにユダヤ人の受け入れは問題なかったんですね。戦時中も彼らは日本で音楽教育を続けていました。これなしに今のクラシック音楽の広がりも日本ではなかったんでしょう。
納得と驚きのある新書でした。新書なので、そう深くは探っていませんが、よくわかる本だと思います。

chiro
スポンサーサイト