押し花を作品として仕上げている方もいらっしゃるようですが、そんな高尚なものではありません。桜の季節に落ちた花を拾ってしまう、春の花を見つけてはそれを手帳に挟んで持ち帰る、押し花にする、というだけなんですが、大学生の頃にいろいろな本に挟んでみて、もっとも仕上がりのいいのは辞書だと確信しました。以来、私の辞書は押し花の宝庫です。ちょっとお見せします。
今年のソメイヨシノ。花粉が花びらについてしまってますが…。順調に乾きつつあります。

薄緑の八重桜「御衣黄(ぎょいこう)」。今年のものですが、こちらも順調。

数年前の山桜。辞書の間だとけっこう色も褪せないんですよ、経験的に。

他の人に辞書を貸すと驚かれますが、なんせ一番うまくいくのが辞書なんです。

chiro